2008年から人気番組「あいのり」に出演していたタレントの桃さんが2018年7月10日に離婚を発表されました。
その離婚発表で、離婚に至った経緯や原因、理由をしっかり報告されています。
内容が内容だけに、元旦那さんがかわいそうなのでは?という意見もあるようですが、私は桃さんの思いにとても共感できました。
やっぱりいくら仲が良くてもつらいんですよね。
あいのり桃さんの離婚理由はセックスレスだった
芸能人の方が、ここまで詳細な離婚理由を発表したのにはびっくりしました。
しかも内容がデリケートな問題ですし、セックスレスは相手のあることですからね。
でも、桃さんが書いてあること、すごく共感できました。
私たち夫婦はものすごく仲の良い夫婦でした。
仲が良すぎて、、、
男とか女とかそういうものを通り越して、仲の良い兄妹のようになってしまいました。
子供がいたらそれでも良かったんです。
子供を早く作っていたら良かったのです。
タイミングがとっても悪かったのです。
気付いた時には、お互いその行為が考えられなくなってしまったのです。
結婚初期の頃は雑誌の「妊活」の連載で、カラダ作りはしていたものの、肝心の行為には至りませんでした。
結婚して、あまりに早い時点でそうなってしまって。とっても幸せなんだけど、心のどこかで何かすごく物足りない気持ちが常にありました。
結婚初期は、枕を涙で濡らすこともありました。
桃さんは、離婚を決めても最後まで仲のいいご夫婦だったんですね。
それでも?だからこそ?セックスレスのつらさは残酷ですよね。
大好きなご主人だけど、セックスがなくなり、やがてその人とのセックスをすることすら考えられなくなる
これって、セックスレスに至る経緯は誰でも一緒なんですね。
でも桃さんのブログを読んでいると、最後の日までお互いを思いやっているのが伝わってくるので、切なさも倍増してきます。
夫婦のセックスってなんなんでしょうね。
お互い思いやり過ぎても、性の対象から外れてしまう。
でも、セックスレスの寂しさやつらさが軽減するわけではない。
・・・解決策ってないんでしょうか。
あいのり桃さん、子供を早くつくっていればよかった、で解決するのかな
桃さんのブログを読んでいて、桃さんの思いを赤裸々に正直に書いているんだなというのもつ伝わってきました。
それで、離婚はしていないもののセックスレスの状況はもっと悪い私が読んで気になったのが、
子供がいたらそれでも良かったんです。
子供を早く作っていたら良かったのです。
この部分です。
私も桃さんと同じように思い、不妊治療をしました。
幸い不妊治療で子供を授かることができましたが、結局は離婚を考えています。
もちろん、子供がいる前と今では違う部分もあります。
でも変わらない部分もあります。
セックスレスのつらさ 子供ができて変わったこと
子供がいないときにセックスレスに悩んでいた時は、よく女としての幸せがないと感じていました。
結婚したのに、セックスがないということは、不倫をしなければこの先一生セックスをするということがないわけです。
セックスがすべてではありませんが、健康であれば性欲があるのも当然ですし恥ずかしいことではないです。
でも、セックスレスだと余計にセックスのことだけ考えてしまうというか、固執してしまうようなところもありました。
さらに、セックスレスのままであれば当然子供も望めません。
妊娠して子どもを産むというのも女性の幸せの1つである、と私は思っていました。
なので、セックスレスということは、セックスができない、というつらさに加えて、子どもを持つことができない、というつらさもあったんです。
そこで私は、子どもを持つという幸せをかなえようとしたんです。
セックスレスの解決は難しいんじゃないかと思ってたので、不妊治療すれば子供はできるのではないか、という考えがあったんです。
実際に、妊娠するととっても心が満たされました。
詳しくは妊娠中のレス体験記に書いてありますが、本当に心が落ち着いていて幸せな時間を過ごせました。
セックスレスという心の穴を、子供ができたということで少し埋められたんですね。
あとは、産後は子育てに忙しくなるのでセックスのことを考える余裕がなくなるというのも正直な感想です。
なので、セックスレスで失った「女の幸せ」みたいなものは、子供という別の女の幸せで埋めることができた、というのはありました。
セックスレスのつらさ 子供ができても変わらないこと
その反面、変わらないことも当然あります。
なによりセックスレスが変わらないので、その苦しさ、痛み、虚しさは変化しようがありません。
さらに産後は忙しいのもあり、夫への不満が爆発しやすいです。
いわゆる産後クライシスですね。
どんなに仲のいい夫婦でも起こりますが、もともとセックスレスという元凶があれば、産後クライシスに突入するのは必然のような気もします。
子供ができて、心にしめる割合が夫から子供に移動するだけって感じなので、セックスレスについて悩む余裕や時間は減るけど、悩み自体は何も変わらない、というのが私の印象です。
さらに、子供が一人いればそれで済むという話でもなく、二人目不妊にもなりますし、どこまでいってもセックスと結婚を切り離して考えることは難しいです。
セックスレスのつらさは子供ができて解決はできなかった
これは私の経験ですが、桃さんの言うように子供ができていれば離婚はなかったかも、ということにはなりずらいと思います。
子供ができると、セックスレスについて考える時間が減るのは事実ですが、セックスレスのつらさがなくなるわけではありません。
子供がいると離婚そのものに躊躇するというのはあります。
子供にとっての環境や影響を考えるので。
でも、夫婦の関係としてはセックスレスという悩みは子供がいても何にも解決しなかったです。
セックスレスという問題、子供がほしいけどできないという問題、これは別に考えたほうがいいんじゃないかなと思います。
セックスレスで悩んでいると、その延長線上に子供のこと不妊のことが浮かびますが、夫婦の問題とは別ですからね。
子供ができないというのは、これはまた別で大きな深い悩みになりますが、セックスレスとは違う問題です。
セックスフルでこどもができない、という問題を抱えている夫婦もいるように、子供がいるけどセックスレスという問題を抱えている夫婦もいます。
セックスレスがつらいなら、セックスレスを解消することを考えていくのが一番ですよ。
あいのり桃さんのセックスレス離婚から考えたことののまとめ
セックスレスってつらいですよね。
やっぱりセックスレスは離婚理由になるというのが、私だけじゃないと思えました。
桃さんのブログのコメント欄も共感されている方多かったですよね。
セックスレスに悩む人はたくさんいるんですよね。
それでもセックスレスで離婚する人、そのまま夫婦関係を継続していく人いろいろでしたね。
桃さんの文章が共感を生むのは本心から書いているからでしょうね。
桃さんが今後幸せな人生を送ることを祈っています。
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