セックスレス夫婦の私たちは不妊治療で赤ちゃんを授かることができましたが、子育て中にはケンカばかり・・・。
詳しくは、セックスレス体験談その1からどうぞ。
夫婦仲はどんどん悪化していきますが、私は2人目がほしい気持ちが出てきます。
もう高齢出産と言われる年齢になるし、欲しいなら早いに越したことはありません。
ですが、もう話し合う気にも不妊治療を再びする気にもなれず・・・。
2人目がほしいけどレス状態のまま・・・
産後は夫とケンカも増えていくばかりで、ろくに口を利かない日々が続いていました。
本当に会話は最小限。
必要事項を伝達するのみって感じで何か月も過ごすこともありました。
特に私が仕事に復帰してからは、顔を合わせるのも朝だけだったのでコミュニケーションなんてありません。
以前もお伝えしたと思いますが、私はもともと子どもは2人か3人欲しかったんです。
私自身兄弟がいますし、自然と子どもにも兄弟を作ってあげたいという気持ちもありました。
純粋にもう一度赤ちゃんに会いたい、抱っこしたいという気持ちもありました。
ですが、そのころはコミュニケーションレスなわけですから、当然ながらセックスのセの字も期待できません。
というか、赤ちゃんは欲しいけど旦那の子供はいらない、というような感情もありました。
ひどい感情ですよね、自分でもこの感情に気が付いたときには、私ってなんてイヤな人間なんだろうって思いました。
もちろん今いる子供は旦那の子ですが、心から愛してますし、いらないなんて思っていません。
私の宝物です。
ですが、もうその時旦那に対する愛情はゼロというかマイナスだったんでしょうね。
赤ちゃんが欲しいという気持ちを主人に伝えることはおろか、不妊治療をしたいという気力もわかない状況でした。
なので、2人目が欲しいという気持ちはあっても私はあきらめることしかできませんでした。
ちょうどそのころ転職も考えていたので、妊娠するなら転職をせずに今の会社にとどまって産休育休を取得したかったですし、
年齢的に高齢出産となるので、いろいろな面で考えてもタイムリミットがせまってたんですよね。
でもそんな思いを誰にも伝えることができませんでした。
1人で悩んで1人で苦しんで1人で子供を諦めました。
誰かに相談できればよかったのかもしれませんが、その時は誰にも打ち明けられなかったんです。
1人目の時も同じでしたが、2人目が欲しいと思っているときにくる、友達からの妊娠や出産の報告は苦しかったですね。
おめでとうという気持ちはもちろんあったのですが、そのあとに、でも私は・・・と割り切れない感情が渦巻いていました。
義母の2人目の催促が状況をさらに悪化させることに
そんな状況の中、最悪なことが起こります。
姑から電話がかかってきて、義妹が2人目を妊娠したと報告を受けました。
そのこと自体は苦々しい思いはあるものの、おめでとうございます、とお話しし予定日の話や性別の話をして済ませていました。
ですが、問題はここから。
何を思ったか、「さよちゃんが2人目を作りたくないんでしょ。○○(旦那)がそう言ってたわよ。」と!!!
コレ、言われた瞬間から、旦那がそんなことを言ったとは思っていませんでした。
もともと義母は、そういう虚言癖というか、自分の都合のいいように誰かを引き合いに出すところがある人だったので、義母が私のせいで2人目ができない、もしくは作らないと思ってたんだと思います。
でも、理由はどうあれ2人目が欲しいけどあきらめるしかないという感情をなんとか保っているときに、そんなこと言われたら傷つくというレベルでなく心が引き裂かれる思いでした。
しかも、2人目ができない理由のもともとの原因は旦那のEDですからね。
(セックスレスにおちいったのは私も原因になったとは思っていますが。。。)
心の中では
ふざけるな!!お前の息子のせいで子供ができないんだよ!!!
今いる孫だって私が不妊治療をしたからいるんだよ!!!
息子に任せてたら一人も孫はいないんだよ!!!!
と叫んでしました。
今思えば思った通りに言ってやればよかったと考えたりもしますが、そのときは怒りと悔しさとか、あらゆる負の感情が渦巻いて言葉が出ませんでした。
「えっ・・・、そうなんですか?はぁ・・・」みたいなことしか言ってなかったと思います。
どうやって電話を終えたかも覚えていないくらい動揺したというか怒りで我を忘れたというか、そんな状況でした。
本当に泣きそうになりましたが、まだ子供も起きてましたし、なんとか平静を保って寝かしつけました。
部屋を暗くすると本当に泣けてきました。
全てが悪い方向へ向かってる気がして、どこにも感情を吐き出せるところがない感じでした。
怒りの矛先は旦那に向かう
そんなことがあったことも旦那には報告できていませんでした。
そもそも旦那と話すのにも力を振り絞る感じでしたし、さらに2人目の話をすること自体もイヤだったんです。
でも、そのときが来てしまいました。
旦那から久々に義実家に子供を連れていこうと提案されました。
確かにそのころはほとんど義実家に行ってなかったのですが、そんな電話の後ですから会えばさらに何か言われるのは目に見えています。
今までも旦那のいないところで、いろいろなことが私のせいにされてきたので、手に取るように状況が浮かんできます。
行きたくないと伝えました。
理由を聞かれたので、電話の話を伝え、
「次あったら絶対同じことを言われる。そうしたら容赦なくブチ切れるよ。二度と会わないくらい徹底的にやりあうよ」
「お義母さんがいつもそういうことを、あなたがいないところで言うのは知ってるでしょ。間にはいって止めるとかできないでしょ」
と怒りを込めて伝えました。
主人も、義母がそういうところがあるのはよく知っているので、そこは謝ってくれました。
でも私が会いに行きたくない、という気持ちはわかってくれません。
まあ嫌なところを理解していても自分の母親なので、私と同じ感情にはならないですよね。
ただもう私は耐えられない、限界だとおもってたので絶対に義実家に行くつもりはありませんでした。
なのでここでも大ゲンカになります。
そして、もう義実家に行きたくないというレベルを超えて、このまま結婚を続けていくのが限界だと思うようになっていきました。
まとめ
1人目でも2人目でも子供が欲しくてもできない状況の時の苦しさは、なかなか体験した人にしかわからない感情です。
多分、同じ思いでも女性と男性でも違うはず。
そしてそれがセックスレスでの不妊・・・。
いろんなストレスが入り混じっていました。
多分仕事をしていたから乗り切れていた部分もあると思います。
気分転換というか、仕事中はいろいろ集中して何かに取り組む時間がありますからね。
そんなただでさえぐちゃぐちゃな感情で過ごしていた時の姑の電話です。
もともとうまくいってたとも思えない嫁姑でしたが、徹底的に関係が崩れました。
姑がどう思っているかはわかりませんが、私側からしたら100%許せません。
2人目を作れというプレッシャーをかけたかったのかもしれませんが、もう関わることすらイヤになってますから。
そして、セックスレスからのコミュニケーションレスが夫婦仲をどんどん悪化させています。
どう考えてもいい方向に向かうとは考えられません。
続きます。
コメント