私のセックスレスの体験談をまとめています。
セックスレスの予兆については体験談1、ED治療を始めるまでの経過はその2でどうぞ。
結婚していわゆる新婚生活でもセックスには満足できず、それがめぐりめぐって主人に対する不満や怒りに代わってきました。
そこで私がたどりついたのは、「もう夫とのセックスは無理だろう。でも子供はほしい」という思いでした。
セックスレスでも子供がほしいという思い
セックスのことを考えてもイライラするし、だからと言って主人とセックスをしたいとも思えなくなっていた当時の私。
もう精神的にまいっていました。
このまま私の女としての人生はおわっていくんだろうな・・・と感じてましたからね。
でも!!
子供がいれば何か変わるかもしれない
そんな思いが強くなっていきます。
もともと私は赤ちゃんや子供は好きだったし、
子どもは2人か3人欲しいな~、男の子と女の子と両方育てたいな~、なんて夢見てました。
でも、当時の私が感じていたのはそんなほんわかした夢ではなくもっと切実なせっぱつまった感情でした。
このままではただ時間が過ぎていくだけ。
↓
セックスもしなければ子供もできない
↓
子供がいれば女としてのプライドも保たれるかも
そんな偏った考え方でした。
もちろん、子どもを産まなければ女性じゃない、なんてそんなバカなことを考えていたわけじゃないんです。
でも、セックスもないまま、子どももいないまま、これは耐えられない!そんな思いでした。
排卵日には主人に伝えますが、なんだかんだと言い訳をしてセックスをしようともしないことがあったり、
トライしてみてもうまくいかないことも続いて、もうなんだか本当に私もセックスのことを考えたくもないし嫌いになっていました。
そんな中、友達や会社の同僚からの妊娠や出産の報告が続きます。
コレが本当にキツイ。
不妊治療中の妊娠報告もつらいと言いますが、同じでした。
私なんて妊娠する可能性もゼロ。
にこにこ笑って「おめでとう!」と言ってましたが、友達と分かれ帰りの電車で涙が出てきたこともありました。
そこで私は意を決します。
「セックスはあきらめる、でも不妊治療で赤ちゃんを作ろう」
今思えばですが、これってなんの解決にもなってないんですよね。
目先のセックスレスという問題を解決せずに、とりあえず次の目標を作った、そんな感じです。
セックスレスでの不妊治療はどうしていくのか
不妊治療をしたいことを伝えなくては・・
とりあえず、目の前の苦しさ(セックスレス)を忘れるために、不妊治療に全力を注いでいきます。
まずは主人との話し合い。
もうこのころは、セックスのことを話すのもお互いイヤになっていました。
でも、ここは話さなければ先に進まないので、覚悟を決めて話し合いをしました。
・ED治療をしているけど何も変わってないこと
・30歳を過ぎているし妊娠するには期限があること
・このままでは子供は絶望的なこと
こんなことを話して、不妊治療するしかないと思うと伝えました。
主人は、反対はしなかったです。
多分ですが、セックスのことを責められるより不妊治療のほうが楽だと思ったのかもしれません。
私の調べた不妊治療専門の病院に行くことにいなりました。
EDが原因のセックスレスの不妊治療の方針
まずは私ひとりで初診に向かいました。
評判の高い病院だったので初診までも2か月くらいかかりましたね。
当日は、基礎体温表を持っていき、どうしていきたいのかを確認されました。
主人がEDでセックスができないけど、子どもが欲しいことを伝えます。
先生からは、EDの程度(薬は飲んでるかとかたつのかとか)を確認されました。
普通はタイミング療法から始めるようですが、それは無理との判断で最初から人工授精を行うことになりました。
排卵日までは時間があったのでその間に私側の検査が続いていきます。
検査の結果は、すべて正常でした。
私側だけでも大きな異常がなかったので、不妊治療でもうまくいくかも?という期待が膨らんできます。
人工授精は何回やるか
いよいよ初めての人工授精を行う日が来ました。
主人は不妊治療には協力的とまではいかないものの、嫌がりはせず淡々とノルマをクリアするみたいな感じでいましたね。
結果から言うと、この初めての人工授精で妊娠することができました。
1回目の人工授精で妊娠できるなんてスゴイ!と思っていましたが、人工授精で妊娠する人の90%は4~6回までに成功するんですね。
なので、それで妊娠に至らなかったら体外受精にステップアップしていくのが一般的な流れとのことです。
妊娠してからのセックスに対する気持ちの変化
何はともあれ、妊娠することができました!
それまでツライ、悲しい、私なんて・・・と自己嫌悪というか下を向くしかなかったばかりでしたが、妊娠をきっかけに前向きになりました。
一時期はつわりもあってつらかったですが、基本的には楽なほうだったので完全なるしあわせな妊婦でした。
妊娠中は幸せホルモンがでるとも言われていますが、私はまさに幸せ真っ最中という感じでした。
今までのイライラや悲しみがウソのように消えて、毎日穏やかににこやかに生活していました。
赤ちゃんができたことは主人ももちろん喜んでくれていました。
そして当然のようにセックスはゼロです。
妊娠中も安定期に入ると、先生からも無理のない範囲で夫婦生活も大丈夫ですよ。なんて声掛けをされましたが、当然我が家はセックスなんてないです。
もちろん、セックスレスの悩みを忘れていたわけではないんですが、妊娠中はあまりそれがストレスにはなりませんでした。
意識的に赤ちゃんに気を向けていたのもありますが、セックスに対する執着みたいなものもなくなっていたんですね。
そしてこの妊娠中が私の結婚生活での一番幸せな時間でした。
赤ちゃんが生まれてくるのを待ちながら生活していたあの9か月は、本当に幸せだったな~、と今でも思います。
実は何も解決していないんですけどね、、、。
セックスレスと不妊治療のまとめ
セックスレスに悩み続けた私ですが、子どもがほしい、妊娠したいという新しい目標をもちました。
そしてそこですんなり妊娠できたこともあり、セックスレスの悩みは一時的になくなります。
ここで不妊治療に時間がかかったらさらにおかしな方向に向かっていたと思うので、本当に子どもには感謝ですね。
本当に幸せな妊娠生活を送りますが、試練はここからです。
だって何も変わっていませんからね。
妊娠中の幸せホルモンで、問題を考えないようにしていたんでしょうね。
続きます。
産後は夫婦の寝室が別に・・・喧嘩も絶えずセックスレス進行中。レス体験談4
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